エジプトの観光地には警官がたくさんいて、観光客の安全を守っています。
ほとんどの警官は大丈夫か?ってくらいに気さくで、お堅いイメージは微塵もありません。
エジプト考古学博物館に行った時も、博物館の内外に警官がたくさんいました。
入口のセキュリティを通った際、警官達は満面の笑みで迎えてくれて、「コンニチワ」などと気安く観光客に 声をかけてしまっている警官もいました。
我々はダボハゼという名前の案内人を無視して、勝手に館内を見て回りました。歴史好きのAllwayは
とても興味深く魅入っていました。
しばらくして、ドラマが起きました。
我々が館内をうろちょろしていた時、何もない単なる階段の踊り場で、一人の警官に呼び止められ
ました。いきなりボディチェックをすると言うのです!しかもターゲットはMaternityオンリーでした。
Maternityは気を付けさせられたり万歳させられたりしてボディチェックを受けていましたが、なぜか
たまに女みたいな動きをするのです。そんなMaternityは言いました。
それを聞いた他のメンバーは、警官のおふざけを止めるどころか、警官を煽りました。
それに気をよくした警官は、Maternityの手を自分の股間に持っていこうとしたり、Maternityをトイレ に引きずり込もうとしたりしました!しかしその警官にいまいち真剣さが足りず、Maternityは難を逃れ
ました。
その後旅行を続けている中で、出くわす警官の対応をチェックしていましたが、やはりNuZとAllwayには
無視か軽い会釈程度なのですが、Maternityにはウインクかボディタッチでした。
Maternityは周りから「お母さん」と呼ばれている時期があり、それがMaternityというハンドルネームの
由来なのですが、この時はそのMaternityの才能が発揮された瞬間でした。