パンクしました。
サービスエリアで休憩して、再出発しようとしたらタイヤがぺちゃっとなっていたのです。
渋滞していたので路側帯を走ったのがアダになったようでした。
ジャフ的なものを呼んだのですが、来るのに1時間以上かかるとのことでしたので、我々は
サービスエリア内を右往左往していました。
その時!Allwayが犬のソークーを踏みました。マナーの悪い、というか無責任な、というか
アホな飼い主が、すごくたくさん人がいるところに、犬にソークーさせて放置していたのです。
Allwayはすぐにサンダルを洗ってことなきを得ました。そしてそのことをNuZに話しました。
「さっきソークー踏んじまってさ、えらい目におうたわ。」Allwayがそう言うとNutZは
悲しそうにそう答えました。そうです、NutZには犬のソークーにまつわるトラウマとも
言えるエピソードがあるのです。
それは我々が高校生の時、NutZの自宅から5Kmほど離れた場所から、Allwayと単車で2ケツでNutZの自宅 まで行くことになりました。
単車と言っても当時のAllwayの愛車はHONDA Z50J モンキーでした。Allwayが運転して
NutZがケツに乗った訳ですが、皆さんご存知の通り、モンキーのケツに乗ろうと思ったら、
ステップもないしとても窮屈で至難の技です。NutZは両足を曲げた状態で、ほとんど足を地面にすって乗っていました。
そしてNutZの自宅に到着した時、NutZの右足に何か付いていました。当時季節は夏でした
ので、NutZは素足に健康サンダルを履いていたのですが、つま先から指の間まで、ベッタリと
犬のソークーが潜り込んでいたのです。
つまりNutZは犬のソークーを足ですくって5Km近く運んで来てしまったのです。
AllwayはNutZにそのことを思い出させてしまったことを悟り、すぐさま話題を特攻の拓
の話に切り替えてサービスエリアでの待ち時間を過ごしました。